(さだ)
それはまだ私に髪の毛がいっぱいあった頃
9月のとある木曜日に雨が降りまして
それに放射能が混じっていたかどうかは知らないが
気が付いたら私の大事な毛が抜けた
(谷村)
我は行く
髪の毛の少ないままで
我は行く
だから すべるよ
(さだ)
でも爽やかさがとても哀れだったので
そこは苦しいときだけの神頼み
もしも もしも できることでしたれば
髪の毛をも一度生やしてちょうだい ませませ(谷村ハモ)
(谷村)
我は行く
髪の毛の少ないままで
我は行く
だから すべるよ
(さだ・谷村)
わしらは行く
髪の毛の少ないままで
わしらは行く
さらば 髪の毛
1982年8月12日 日本武道館 谷村新司、さだまさしスペシャル・ライブ
「
花王 HAIR CARE FESTIVAL 1万人の夏祭り」
音声だけを聴いていた小1の頃から20年後。
DVDを手に入れ、映像を目にしたときは、非常に感慨深いものがあった。
幼い私は、将来、さだまさしが人生の指針になっているとは知る由もない。
おそるべし、さだまさし。
今もなお、いっそう私を惹きつけて止まない。